4月26日の礼拝説教より

『満ち足りて死に』咸伝道師

聖書:創世記25章1~11節

アブラハムは、再び妻をめとった。その名はケトラといった。彼女は、アブラハムとの間にジムラン、ヨクシャン、メダン、ミディアン、イシュバク、シュアを産んだ。ヨクシャンにはシェバとデダンが生まれた。デダンの子孫は、アシュル人、レトシム人、レウミム人であった。ミディアンの子孫は、エファ、エフェル、ハノク、アビダ、エルダアであった。これらは皆、ケトラの子孫であった。アブラハムは、全財産をイサクに譲った。側女の子供たちには贈り物を与え、自分が生きている間に、東の方、ケデム地方へ移住させ、息子イサクから遠ざけた。アブラハムの生涯は百七十五年であった。アブラハムは長寿を全うして息を引き取り、満ち足りて死に、先祖の列に加えられた。息子イサクとイシュマエルは、マクペラの洞穴に彼を葬った。その洞穴はマムレの前の、ヘト人ツォハルの子エフロンの畑の中にあったが、その畑は、アブラハムがヘトの人々から買い取ったものである。そこに、アブラハムは妻サラと共に葬られた。アブラハムが死んだ後、神は息子のイサクを祝福された。イサクは、ベエル・ラハイ・ロイの近くに住んだ。

 人間がこの世を去る時、最後にやることは、地上において神様から与えられたものを正しく処分することであります。当時、イスラエルにおいては家を継ぐ子供に、財産を譲りました。アブラハムはイサクに全財産を譲り、また財産の一部分をイサク以外の子供たちに贈り物として与えました。そして、アブラハムはイサク以外の子供たちを家から遠く移住させました。

 これはアブラハムが死んだ後の財産をめぐり、紛争が起こることを事前に防止しようとしたこともあったけれども、アブラハムが死の前で一番守りたかったこと、そして残したかったことは、金銭的な財産ではなく、信仰の財産すなわち創世記21章12節「あなたの子孫はイサクによって伝えられる」という神様の大きな御計画だったのです。

 それは、マタイによる福音書1章1節「アブラハムの子、ダビデの子、イエス・キリストの系図」と書いてある通り、信仰継承によって訪れる、キリストの十字架の愛と復活だったのです。アブラハムがその生涯を通して信仰の実を結び、神様によって収穫され、満ち足りて喜びながら、神様の御国に帰ったように、私たちもキリストの十字架の愛を多くの人々と分かち合い、信仰の継承によって愛の実をたくさん結び、満ち足りて感謝しながら、神様によって収穫されることを主に願い求めます。


日本キリスト教団 八尾東教会

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