3月8日の聖日礼拝説教より

『一本の木としなさい』咸伝道師

聖書:エゼキエル書37章15~28節

主の言葉がわたしに臨んだ。「人の子よ、あなたは一本の木を取り、その上に『ユダおよびそれと結ばれたイスラエルの子らのために』と書き記しなさい。また、別の木をとり、その上には『エフライムの木であるヨセフおよびそれと結ばれたイスラエルの全家のために』と書き記しなさい。それらを互いに近づけて一本の木としなさい。それらはあなたの手の中で一つとなる。あなたの民の子らがあなたに向かって、『これらはあなたにとって何を意味するのか告げてくれないか』と言うとき、彼らに語りなさい。主なる神はこう言われる。わたしはエフライムの手の中にあるヨセフの木、およびそれと結ばれたイスラエルの諸部族を取り、それをユダの木につないで一本の木とする。それらはわたしの手の中で一つとなる。あなたがその上に書き記した木は、彼らの目の前であなたの手にある。そこで、彼らに語りなさい。主なる神はこう言われる。わたしはイスラエルの子らを、彼らが行っていた国々の中から取り、周囲から集め、彼らの土地に連れて行く。わたしはわたしの地、イスラエルの山々で彼らを一つの国とする。一人の王が彼らすべての王となる。彼らは二度と二つの国となることなく、二度と二つの王国に分かれることはない。彼らは二度と彼らの偶像や憎むべきもの、もろもろの背きによって汚されることはない。わたしは、彼らが過ちを犯したすべての背信から彼らを救い清める。そして、彼らはわたしの民となり、わたしは彼らの神となる。わたしの僕ダビデは彼らの王となり、一人の牧者が彼らすべての牧者となる。彼らはわたしの裁きに従って歩み、わたしの掟を守り行う。彼らはわたしがわが僕ヤコブに与えた土地に住む。そこはお前たちの先祖が住んだ土地である。彼らも、その子らも、孫たちも、皆、永遠に至るまでそこに住む。そして、わが僕ダビデが永遠に彼らの支配者となる。わたしは彼らと平和の契約を結ぶ。それは彼らとの永遠の契約となる。わたしは彼らの住居を定め、彼らを増し加える。わたしはまた、永遠に彼らの真ん中にわたしの聖所を置く。わたしの住まいは彼らと共にあり、わたしは彼らの神となり、彼らはわたしの民となる。わたしの聖所が永遠に彼らの真ん中に置かれるとき、諸国民は、わたしがイスラエルを聖別する主であることを知るようになる。」

 エゼキエル書37章17節「それらを互いに近づけて一本の木としなさい。それらはあなたの手の中で一つとなる」と書いてあります。この時代、イスラエルは元々一つの木だったけれども、二つの木に分かれ、北イスラエルと南ユダが500年間もぶつかる音を出しながら、神様に頼らないで、偶像崇拝をしたり、外国の力を借りて互いに争った結果、両方とも滅亡してしまったのです。この哀しい現実を目の当たりにしてバビロンで嘆いていた、エゼキエルを神様は骨がたくさんある所に連れて行き、幻を見せてくださいました。エゼキエル書37章4節「枯れた骨よ、主の言葉を聞け」という言葉を世の人々に言いなさいと神様はエゼキエルに話されたのです。

 「枯れた骨」、まさに神様を知らない人、神様の言葉の意味がまだ分からない人、神様の方を向いていない人に神様の言葉を伝えなさいと記されています。要するに神様の言葉はイエスキリストの十字架の愛であり、その愛を実践することが、苦しい時代を生きるキリスト者の役割であると記されているのです。

 マルコによる福音書15章22節「そして、イエスをゴルゴタという所―その意味はされこうべの場所―に連れて行った」と書いてあります。イエス様は枯れた骨、神様の方を向いていない木のために、自らゴルゴダ、枯れた骨の丘で十字架にかかり、神様と人間の壊れた関係を回復し、御自身が実践したように、隣人を愛しなさいとイエス様は人々におっしゃいました。イエスキリストの十字架の愛を二つの木の真ん中に置くと、二つの木が一つの木となります。これがエゼキエル書に記された、あなたの手の中で一つとなることであり、真理なのです。


日本キリスト教団 八尾東教会

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